せっかくなので その9

ファイアーエムブレム聖戦の系譜からアーサー


魔道士ティルテュの息子。
クラスはマージ、CC後はマージナイトとなる。
6章中盤、天馬騎士のフィーのペガサスに同乗して登場し、解放軍に参加するという彼女の意思に共感して自軍に加わる。
妹を探す旅の途中であったが、シレジアから徒歩、しかも単身でイード砂漠を越えてトラキア半島へ向かおうとしていたあたり剛の者である。


ここで特に気を使いたいのが、父親の存在。
魔道士としてはティルテュが母親なので、どうせならスキルに着眼したい。
レヴィンとくっつけてフォルセティ*1でも問題はない、けど確実性を持たす意味合いで追撃リングがほしい。
無難なところでアゼル、速さも伸びて追撃は美味しい。
妙なこだわりがあるならレックスでもいい、怒りと待ち伏せの相性は抜群。
が、確実性にかけるのと、力と守備ばっか伸びて魔道士としてどうなのよって部分がある。
魔法剣辺り持たせて壁になってもらうのもアリっちゃありではあるが。


ファイアーエムブレム聖戦の系譜からヨハン


聖戦の系譜に登場するドズル家の公子で、FE界屈指のポエマー。
クラスはアクスナイト→グレートナイト。
6章でラクチェ(ラドネイ)が会話すると「愛と正義とラクチェ(ラドネイ)のために」加入する。
この時の会話で、頭のネジが外れてるどころか本気でいかれてるんじゃないかと疑う程のポエマーっぷりを発揮する。
第一声から「ああ、ラクチェ…わが愛しの人よ」とのたまい、「きみの言葉は小鳥のさえずり、きみのひとみは、星のまたたき」など、シグルドすら凌駕する台詞を吐いてくれる。
ラクチェ(ラドネイ)はそんな彼を、何か悪いものでも食べたのかと心配するが、もはやそんな領域を超越している。


さて、彼はどちらかと言うとレックスからエリート取った感じなのが痛い。
かといって、レックスほどの守備成長もなく、逆に速さがやたら伸びるのが印象的なかなと。
馬ユニットなので、地形さえ気を使えば使い勝手がいいユニットではあるが…。
壁役というより、切り込んで戻ってくる役のほうが似合ってる。
勇者の斧持たせて切り込ませるのがベターか。



ファイアーエムブレム聖戦の系譜からヨハルヴァ


聖戦の系譜に登場するドズル家の公子で、ヨハンの弟。
自軍唯一のアクスファイター→ウォーリア。
ヨハン同様ラクチェ(ラドネイ)と会話することで加入するが、ヨハンとは二択。
歩兵なのでマップの広い聖戦では移動に苦労するが、技の成長率は彼の方が高い。
兄のヨハンがぶっ飛んだポエマーのため、何かと影が薄くなりがち。
口は乱暴だが決して悪人ではなく、ロプト教団や父の横暴に嫌気がさして仲間に加わるという常識ある人間。


一部のファンからは「変態」扱いされる彼。
なぜなら、戦闘グラフィックで損をしてると断言したい。



こんな感じで上半身裸で覆面で、なおかつ斧を持ってにじり寄ってくるのだからか。
敵に回ると意外と自然なのだが、味方に紛れ込むとなると妙な違和感が拭えない。
クラスチェンジしても上半身裸には変わりないので、サブウェポンである弓を持って戦う姿にますます哀愁を感じる。


こんな扱いの彼だが、突撃のスキルと技の成長率に注目したい。
力、守備とも平均以上なので、クラスチェンジしたら弓を持って前線に立たせるのも悪くない。
勇者の斧と勇者の弓(またはキラーボウ)を持たせて、戦わせてみよう。



ファイアーエムブレム聖戦の系譜からナンナ


ラケシスの娘でクラスはトルバドールパラディン
ラケシスがバーハラの悲劇後にレンスターに身を寄せた為、リーフと共に育てられた。
母ラケシスがフィンに預け、兄のデルムッドを迎えに行ったはずなのだが…。


彼女はラケシスの強み「カリスマ」を受け継いでいるので、これを強く活かしたい。
魔力はおざなりにして攻撃特化にするのがベターか。
杖レベルは高いほうなのでリライブも使える、なので魔力は抑え目でも構わない。
むしろ前線での回復役として、戦士的な成長を望みたい。



ファイアーエムブレム聖戦の系譜からアレス


聖戦の系譜後半に登場するエルトシャンの息子。
黒騎士アレスの名の通りアレスだけ馬も真っ黒という専用グラフィック。
父を殺された事でセリスを恨んでいたが、ラケシスの手紙であっさりと考え方を変える辺り単細胞の素質有り。


パラディンになるという運命のせいか、あまり強くはみられない。
上限値が低いので中途半端な数字に落ち着くが、魔法防御がパラディン最大値まで望めるのは大きい。
ヘズル直系なので偏りがと思いがちだが、幸運以外は隙間なく成長してくれる。
スキルが追撃、連続、突撃なのと魔剣ミストルティンの相性もいいので、やっつけ負けさえ注意すれば前線でもバリバリ戦える。


…どうでもいいけど、当の父親であるエルトシャンはノースキルなんだよな。
となると、母親のスキルが伝承されたのか?
…母ちゃんどんな人だったんだろうと、気にはなる。

*1:通称「フォルアーサー」。