せっかくなので その10

ファイアーエムブレム聖戦の系譜からリーン


シルヴィアの娘、2歳頃にダーナの街の修道院に預けられて育った。
母の事は踊り子らしいという事しかわかっておらず、いつかめぐり会えるかもと思った事から踊り子の道を選んでいる。
物語の会話からは、弟が居るという事もわかっていないようだ。


シルヴィア譲りの容姿をしていて、7章ダーナ城攻防戦の件ではアレスのリーンへの入れ込みっぷりと、リーンを狙うダーナ領主ブラムセルの悪徳領主ぶりが楽しめる。
ダーナ城制圧後、アレスがダーナ城を訪問することで仲間入り。
またイザークの片田舎で育ったセリスには踊り子の衣装では刺激が強かったようで、セリスがかなりあがっているのが微笑ましい。
子世代の中でリーンは会話イベントが妙に少なく、コープルとの会話と後述の父レヴィンの場合ぐらいしか会話が残ってない。
娘との会話が用意されているフィンが父親の時でも会話無し。


まぁ、ダンサーという職業柄、父親はこいつじゃないとダメってわけでもない。
弟のコープルに血統の力を注ごう。



ファイアーエムブレム聖戦の系譜からパティ


聖戦の系譜に登場するシーフの少女で、ユングヴィの公女ブリギッドの娘でファバルの妹。
イード神殿に盗みに入ったところ、偶然バルムンクを探しに来たシャナンに一目惚れしてそのまま参戦する。
会話相手はシャナンや従兄弟のレスター、セリスにコープルと幅広い。
終章では手作り弁当を用意してシャナンとレスターに食べさせる場面が見られる。
セリスには弁当に加え手作りスタミナドリンクまで用意しているが、当のセリスは「うっ…それは…」と芳しくない反応。
このようにしっかりした面も見せるが年のせいか幼い一面もあり、コープルには「君だって子供じゃないか」、シャナンにも「お前はピクニックにでも来たようだな」と言われてしまうが、本人はペースを崩さない。
口は達者なようで、兄のファバルを言い負かして強引に仲間に加えたりもする。


父親次第では月光剣や太陽剣も受け継げ、シーフとは思えないエリートっぷりも発揮はできる。
が、どうせ役目は戦闘よりも盗むことが多くなるので、兄のファバルに血統などの労力を注ぎたい。



ファイアーエムブレム聖戦の系譜からファバル


ブリギッドの息子で、パティとは兄妹関係にある。
傭兵稼業をしながらコノートにある孤児院の金銭的な面倒を見ており、それにつけこまれる形でブルームに雇われる。
はじめ敵として現れるが妹の説得であっさりやり込められて寝返る点や、その妹の存在に気付かず全力で殺しにかかってくる点などから、密かに聖戦版バカ兄貴の称号を与えられることがある。

パティ、この戦争が終わったら
二人で捜しに行こうよ▼
ブリギッド母さん・・・そして・・・
まだ、なまえもわからない父さんをさ・・・▼


占い屋の爺さん、涙目である。


さて、妹と違い父親でかなり左右される彼。
大体はミデェールかジャムカあたりで落ち着くが、父親がジャムカだと連続、突撃と凶悪なイチイバル使いが誕生する。
速さも伸びる方なので、ガトリングガンのごとくイチイバルの矢が発射されることも珍しくはない。
が、肝心の技が父親譲りになるため、放っては外れ放っては外れ…と空砲撃ってる状態になるのはお約束。
ガンガン攻めたいのならジャムカ、安定性を求めるのならミデェールか。
ノイッシュでもいい、技が安定してスキルが活かせる。



ファイアーエムブレム聖戦の系譜からアサエロ


聖戦の系譜の子世代に登場するボウファイター。
ブリギッドが子供を作らなかった際のファバルの代替ユニットで、デイジーの兄。
ファバル同様孤児院の子供たちのために傭兵稼業をしており、「コノートのヒットマン」の通り名で恐れられている。
戦争に巻き込まれて両親を亡くし、また帝国の横暴を見てきたためか王族や貴族を良く思っておらず、終章のマナ(恋人時)との会話で、解放軍に王族や貴族が多いこと、また自身が聖戦士の力を持たないことにコンプレックスを抱いていたことを打ち明けている。


ファバルと比べると連続がない劣化版ジャムカと思われがちだが、こちらもディムナ同様堅実な働きを見せてくれる。
スキルも追撃・突撃とそろっていて、欲しい部分が平均的に伸びる。
何故か幸運成長率が平民軍団の中でトップ、決してウルの血族ではないんだが…。
とにかく、キラーボウ辺りをさっさとあてがってあげたい。



ファイアーエムブレムからリーフ


聖戦の系譜トラキア776 に登場するレンスターの王子。
フルネームは「リーフ・ファリス・クラウス」。
ノヴァ直系の血は姉に継がれた為、彼はレンスターに伝わる神槍ゲイボルグを使うことができない。
そればかりか、トラキア、フリージ家、暗黒教団の干渉を受けレンスター国は滅亡。
生き別れになった姉がいるも、敵国トラキアの王女として育てられ、後に戦場で合間見えることとなる。


トラキア776は正史でいいんかね?
時系列が合わない上に、あんな凶悪な解放軍だったらセリスの助けは要らんだろうに…。
個人的には外伝的な位置だと認識しておりますが、異論とかは送らんでください。


成長は親がエリート貴族なので、確実な保証はされてる。
クラスチェンジしてから本番、リカバー持ちつつ余った銀武器を彼に持たせた人は多いんじゃないだろうか?



ファイアーエムブレム聖戦の系譜からティニー


ティルテュの娘。
七章で敵として登場するが、兄アーサーに説得されて仲間になる。
兄と同じく初期の兵種はマージであるが、クラスチェンジ後は母と同じマージファイター。
幼い頃シレジアで母や兄と共に暮らしていたが、兄を残し、反逆者であった母と共にフリージ家へ連れ戻された。
伯父の妻であるヒルダによる虐待で母を失い、彼女も冷遇の下育ったらしい。
ただ、その娘や息子であるイシュタルやイシュトーは彼女達に優しかったようで、彼女も特にイシュタルを姉と慕っていた。
伯父にその恩を着せられ、健気な性格の彼女も戦に借り出されてしまい、最終的にヒルダやイシュタルと苦しい対決をさせられる羽目になるのだが…


母からのスキル怒りが保証されるので、これと組み合わせてどう運用するかが鍵となる。
母の成長率のお陰で速さ・運が、トードの血で高い技まで保障されているが、打たれ弱いことには変わりはない。
マージとして道を極めるか、それとも戦士系父親を携えて弱点を補うか…。
連続はクラスチェンジで保証されてるので、兄のことを考えながらでいいかもしれない。



ファイアーエムブレム聖戦の系譜からセティ


母はフュリー、フィーという妹がいる。
母の容態が悪化した事を行方不明の父に伝えるべく旅立つが、
なかなか見つけることが出来ず、トラキア半島はマンスターにまでやってくる。
そこで反帝国のレジスタンス「マギ団」と遭遇。
使命の途上ではあったが帝国の圧制を見過ごす事が出来ず、同組織のリーダーとなる
この時期の活躍はかなりの物だったらしく、「風の勇者」の二つ名で呼ばれている。
その後、帝国との苦闘を耐えて、マンスター地方に侵攻したセリス軍に合流。
妹のフィーと再会を果たし、状況によっては父親とも再会できる。
結局、母はセティが旅立った後で亡くなっており、使命は果たせずじまいとなった…。


まぁ、職業柄の都合で成長は最低限保証はされているが、追撃、連続がベースなのでそこには気をつけたい。
戦士系父親でもいいんだが、肝心の魔力が伸びづらくなるのは痛い、やっぱレヴィンかクロードが候補に上がるのは定めか…。
アレクの見切りでフィーが弓に強くなるのもいいが、弓なんて当たらなければどうってことない。


ファイアーエムブレム聖戦の系譜からホーク


聖戦の系譜に登場するセイジ。
前半の親世代でフュリーが死亡、もしくは恋愛未成立の場合に後半セティの代わりとして登場する。
シレジア出身だが髪の色は茶である。
行方不明の父親を探すためにシレジアを飛び出し、マンスターの市民を見捨てられなくなったところはセティと同様である。
ユニット性能としてフォルセティないしバルキリーが継承可能なセティがいるので、あまり日の目を見ないキャラである。
しかしながらセティの代替としての能力は十分兼ね備えており、成長率は素早さ以外はあまり伸びないが、
初期値が高く、固有イベント(9章ルテキア城に入る)と終章の恋人会話(恋人がティニーもしくはリンダの場合、俗に言う宝物発言)。
さらに追撃、連続と持ち前の素早さを生かせるスキルを持っており、初期装備のライトニングの性能を合わせれば平民プレイにおけるシャナンの影に隠れがちだが、解放軍のエースになれるキャラである。


とにかく初期値は合格、それ以上は上に述べた通り不安要素が残る。
でも、せっかくのエースキャラなのでリングで補強して前線に立たせたい。


ファイアーエムブレム聖戦の系譜からコープル


聖戦の系譜で9章から仲間になるプリーストでハンニバルの養子。
物語では語られないがシルヴィアの息子で、姉のリーンとも姉弟の関係と知る会話は無い。
生まれの時点でブラギの血統(弱)を持っていて、
父がクロードならブラギ直系でバルキリーの杖を継承、同じくレヴィンならセティ直系でフォルセティを継承する。
これらの両親の組み合わせは会話も用意されているのでストーリー的には楽しめる。


だが、加入時期が遅くLv1からのスタートとなるので、経験値稼ぎが大変だったりする。
しかも継承のライバルには王道の「風の勇者セティ」、ゲーム攻略において重宝される「フォルアーサー*1」というあまりにも大きい壁が。
更に代替キャラのシャルローは回復係としてならそれだけでも充分なエリート持ち。
追い討ちをかけるように姉の代替キャラのレイリアは貴重なカリスマ持ちで、生まれる事なく終了という事すらまま有り。


とにかく彼には杖振り要因として重点を置いたほうが無難か。
無駄に攻撃的なスキル持たされたところで、ハイプリーストじゃあねぇ…。



ファイアーエムブレム聖戦の系譜からシャルロー


聖戦の系譜の子世代に登場するプリースト。
シルヴィアが子供を作らなかった際のコープルの代替ユニット。


平民ではあるが魔力、魔法防御の成長率は優秀で、エリートのスキルもあるため成長も早い。
杖使いのみとして見た場合父親次第ではコープルより優秀なユニットになることも。
平民の役割の都合上、能力アップなどの専用の救済イベントが用意されていることが多いが、シャルローの場合は義理の父ハンニバルからバサークの杖をもらえるイベントがある。
この杖はそのイベントでしか手に入らないレアアイテムとなっており、同じくレア武器バリアの剣を入手でき何よりカリスマ持ちである姉レイリアと共に、正規の姉弟より使えるとしばしば言われる。
そのため敢えてシルヴィアに恋人を作らせないというプレイヤーも多い。


何かトラキアで育った割には、お顔がふっくらしてる彼。
よっぽど養父ハンニバルにかわいがってもらっていたんだなぁと、思った人も多いかなと。

*1:フォルセティを継承したアーサーのこと。