せっかくなので 第2章 その3

ファイアーエムブレム封印の剣からチャド


「チャドの霊圧が・・・消えた・・・?」


封印の剣で仲間になる盗賊。
アラフェンの孤児院育ちの少年で、ルゥ・レイは孤児院の仲間。
育てられた孤児院がベルンに焼かれ、その際に命を落とした院長の仇を取る為にロイ軍に参加する。
孤児院の子供達の中では年長者だった為かやや大人ぶっている面も。
戦争終結後に貰えるであろう報奨金で子供達を迎えに行くつもりでいる。
盗みの技術は独学で磨いたもので、キャス曰く「ムリムリ あんた一人じゃそこまでよ」との事。


余談として一般的な名前のためモデルは不明だが、有名な人物では元横綱の曙(の日本国籍を取る前の名前*1)が挙げられる。


初期能力は仲間になるアストール・キャスより低いが盗賊の任務自体は誰でも変わらないので、ルゥやレイの支援相手と言った理由で選択するのも有りかもしれない。
でも、平均以上に伸びる素質はあるので、盗賊という職業がもったいないなと思うキャラでもある。



ファイアーエムブレム封印の剣からルゥ


封印の剣に登場する魔道士。
年齢は13歳で属性は炎。後日談での称号は『理の申し子』。
シリーズ恒例の生足の魔道士で半ズボンを穿いている。
チャドと共に登場し復讐と孤児院再興のためにロイ軍に身を投じる。
同じく封印の剣に登場するシャーマンのレイとは、双子の兄弟。
烈火の剣のニノがHP0でも死亡ではなく離脱扱いで、クラスや容姿でルゥとの共通点が多いので、この兄弟の母親はニノであると言うことができる。


性格は年齢よりも子供っぽく純心で少し天然なところもあって、レイに対してはおせっかいとも思えるくらいの面倒見のいい態度で接する。
孤児院の院長を失った経験から自分の周りの人間が同じように死ぬことを過剰に恐れており、レイやチャドに戦場で危ないことはしないように言っている。
同じ理由で単に守られるだけでなく守りたいという気持ちが強い。
また、軍の給仕係に焼き菓子をもらって常に持ち歩いており(戦場でも)、それをほとんどの支援相手にプレゼントしている。
母親の血が強いせいか顔はやや女の子っぽい。
おっとりしている上、人を過剰に信じるため、天然扱いされる事が多いが芯が強く、物事をしっかり語れるため、面倒見の良さと相まって、結局チャドやレイからは信頼されている。
おとめ座の性格診断結果を地で行くキャラクターである。
但し思春期に差し掛かっているだけあり、己の感情(特に怒り)を抑えきれず、それに振り回されがちな一面もあるようだ。


同じ魔道士として魔力に特化した成長をするリリーナと比較すると、魔力は劣るがバランス型であり、その中でも技と速さがよく伸びてくれるので攻撃の確実性と高い回避率が魅力。
さらに同じく優秀な魔法系ユニットのレイやヒュウと支援を付けることで、これらの特徴はより大きく伸ばすことができる。


つうか、wiki詳しすぎだろ…。


ファイアーエムブレム封印の剣からマリナス


おじさん最後に持ってくると言った覚えがあるが、あれは嘘だ。


封印・烈火の2作品に登場する、クラスは輸送隊。
烈火の剣では旅の商人として登場、山賊に襲われているところをエリウッドらに救出され、その才能を生かして彼らの荷物管理を受け持つことになる。
その後オスティアで商売するも失敗し、再びフェレ家に仕えるようになる。
非常に小心者だが、忠誠心は強く、子供に優しい一面もある。焼き菓子作りが得意。
封印の剣ではエリウッドの息子ロイの相談役としても活躍するが、烈火の頃から10年以上経過しているため当時よりも髪の毛が寂しくなっている。
クラスとしては封印の剣では馬車に乗って登場。通常のユニットの枠内で出撃するか否かを決定するので、
出撃機会は序盤以外では武器道具の大量購入の時ぐらいだろうか。


一方、烈火の剣では当初は移動不能なテントで登場。章終了まで生存していると自動的にレベルが1上がり、レベルが20になった時点で馬車にクラスチェンジし移動可能となる。
また、出撃枠に関係なく出撃するか否かを選択できるので封印以上に出番は多い。
どちらの作品でも死亡することはなく、その場を撤退できるため最後の手段としてオトリに使うことも可。


封印に関しては経験値の稼ぎようがないので、ひたすら防御(と言う名の籠城戦)に徹することになる。
回避またはダメージ耐えれば経験値1入るから、1900回耐えれば楽勝だね!!
…歩き方*2いわく、5章の山の上で山賊軍団に囲まれると楽らしいです。
実際やってみたけど、最初はやっぱヒヤヒヤするね。
でも、幸運と素早さ、HPと欲しいところがよく伸びるから後半は作業になります。
というかLv20になったら、地形効果高い場所に放置して回避する囮としても活躍できるよ!


ファイアーエムブレム封印の剣からクラリーネ


封印の剣の登場人物、クラスはトルバドール
エトルリアの貴族であるリグレ公爵家の娘で、兄のクレインを深く敬愛しているわがままお嬢様。
封印の剣におけるブラコン担当だが、彼女の子供っぽい性格もあってか、この手のキャラには珍しく危ない関係には見えない。
両親は後に烈火の剣で登場したパントとルイーズ。
外見はともかく中身は似ても似つかないが、家族がこうも優しい性格ばかりではこんな風に育つのもある意味納得か?
「兄に会わせる」という言葉にあっさり騙されてベルン軍に捕まり、ナーシェンへの土産にされそうになるが、牢に入れられた所を傭兵として雇われていたルトガーによって逃がされ、リキア同盟軍に加わる。
ナーシェンとの会話で飛び出した、


「あなたなんか 


お兄さまと比べれば


お月さまとスッポンですわよ!」


という台詞は彼女とナーシェンを語る上で欠かせない台詞と言えよう。


ユニットとしては優秀な部類に入る。
加入も4章と早く、序盤は機動力のある回復ユニットとして駆け回り、ヴァルキュリアにクラスチェンジした後は速さを生かして攻撃面でも活躍できる。
文句なしのエース候補であるルトガー・ディークと三角支援が組めるのも長所の一つ。
短所を挙げるなら、肝心の魔力の伸びが今一つな所か。


ファイアーエムブレム封印の剣からルトガー


封印の剣に登場するお約束のキルソード持ち剣士。
よくルドガーと名前を間違えられやすい。
父方の祖母と母親の父がサカ人で、両親がベルン人という家族のもとに生まれた混血の人間。
サカ・ベルン国境の街ブルガルに住んでいたが、国境地方に多い混血児にしては珍しくベルンの血を濃く受け継いだその容姿から、ベルン軍のブルガル侵攻の際に、同じ部族の中で一人だけ殺されず見逃されたという過去を持つ。
当時の侵攻隊長の死を見てもなお悪夢を見ており、ベルン軍への復讐を果たす為に戦うという目的からリキア同盟軍に入隊した。
他人との馴れ合いを嫌うストイックな性格(脱出の手引きをしたクラリーネにすら支援会話Aでやっと名前を明かす程)で、キルソード剣士の始祖であるナバールよりも無愛想。
剣魔カレル程ではないが人を斬る事に躊躇いを持たない冷酷さがある。


幸運の成長期待値はあまり高くないが、力の期待値は結構高い上技・速さの成長率がかなり良く、ソードマスターになれば必殺率+30%の補正が加わるので、普通に成長すればまず間違いなく一軍として使える実力を持つ。
ハードモードでは優秀な支援相手であるフィル共々能力に大きなブーストが掛かるので更に使いやすくなる。


少年や女性のプレイヤーに受けの良い典型的な闇属性の性格と、そのキャラ性に負けない確かな実力を兼ね備えている事が大きな武器となった為か、公式ホームページの人気投票ではヒロインであるリリーナを抑えて2位に入った。


ちなみにナバールの元ネタが映画レディホークに登場する騎士ナバールという説があるが、その映画でナバールを演じた俳優の名がルトガーである。

*1:旧名・米国名:チャド・ジョージ・ハヘオ・ローウェン(Chad George Haaheo Rowan)

*2:ファイアーエムブレム 封印の剣の歩き方」No.3「好き好きマリナス」参照。